海外FXで損失が出たら|損益通算・繰越はできる?確定申告は必要?
相殺できるもの・できないもの
| 相手 | 海外FXの損失と相殺 |
|---|---|
| 同じ年の別の海外FX業者・口座の利益 | できる(同じ雑所得の中) |
| 同じ年のほかの雑所得(その他) | できる(同じ雑所得の中) |
| 給与所得・事業所得など | できない |
| 国内FXの損益 | できない(区分が違う) |
| 翌年以後の海外FXの利益 | できない(繰越の特例なし) |
国税庁 No.1500「雑所得の金額の計算上生じた損失の金額は、他の所得の金額と損益通算はできません」、No.1521(海外業者との取引は繰越控除の特例の対象外)より。
損失の年に確定申告は必要?
海外FXの所得がマイナスなら、その年の海外FXについて納める税金はありません。繰越もできないため、国内FXのように「損失を申告して翌年に使う」意味もありません。
ただし、医療費控除やふるさと納税などほかの理由で確定申告をする場合は、雑所得も含めて正しく記入します。ほかの雑所得がある人は、海外FXの損失と相殺できるかどうかで税額が変わることもあります。
勝った年と負けた年があるときの注意
たとえば1年目に−100万円、2年目に+100万円だった場合、2年間の合計は0円ですが、2年目の100万円にはそのまま税金がかかります。海外FXでは、年をまたいで損益をならすことができない点を前提に、資金の管理を考える必要があります。
年内に損益を調整する考え方
同じ年の中なら、海外FXの複数口座の損益は合算されます。年末に含み損を抱えたポジションがある場合、年内に決済するかどうかで、その年の所得が変わります。ただし税金だけを理由に取引判断をすると、相場の損失のほうが大きくなることもあります。
よくある質問
海外FXの損失を国内FXの利益と相殺できますか?
できません。国内FXは申告分離課税、海外FXは総合課税で、区分が違います。
損失を申告しておけば翌年使えますか?
海外FXには損失の繰越の特例がないため、翌年の利益から差し引くことはできません。
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出典
この記事について 運営者は税理士ではありません。国税庁などの公開情報をもとに一般的な仕組みを整理したもので、個別の税額や申告方法を保証するものではありません。ご自身のケースは税務署または税理士にご確認ください。情報の確認日:2026-09-29。
海外FXのリスク 海外FX業者の多くは日本の金融庁に登録されておらず、日本の投資者保護の制度の対象外です。出金の遅れや拒否などのトラブルが起きる可能性があります。レバレッジ取引は元本を上回る損失が出ることもあります。取引はご自身の判断と責任で行ってください。