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海外FXと国内FXの税金の違い|どこから海外のほうが高くなる?

確認日:2026-09-29
結論国内FXは一律20.315%、海外FXは本業と合算した課税所得しだいです。合算後の課税所得が約195万円未満の部分は海外FXのほうが低く、330万円以上の部分では海外FXのほうがはっきり高くなります。損失の繰越は国内FXだけの仕組みです。

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国内FX海外FX
所得の種類先物取引に係る雑所得等雑所得(その他)
課税方式申告分離課税総合課税
税率所得税15%+住民税5%(+復興特別所得税)=20.315%所得税5〜45%+住民税10%(+復興特別所得税)
損失の繰越翌年以後3年間できるできない
ほかの所得との相殺同じ区分(先物取引等)の中でできる雑所得の中でだけできる

国税庁 No.1521・No.2260をもとに作成。20.315%は所得税15%×1.021+住民税5%。

税率が逆転する目安

総合課税では、所得が区分をまたぐと、上の区分に入った部分だけ高い税率がかかります。海外FXの利益にかかる割合(住民税・復興税込みの目安)を区分ごとに並べると次のとおりです。

課税される所得金額所得税率控除額住民税・復興税を足した目安※
1,000円〜1,949,000円5%0円15.105%
1,950,000円〜3,299,000円10%97,500円20.21%
3,300,000円〜6,949,000円20%427,500円30.42%
6,950,000円〜8,999,000円23%636,000円33.483%
9,000,000円〜17,999,000円33%1,536,000円43.693%
18,000,000円〜39,999,000円40%2,796,000円50.84%
40,000,000円以上45%4,796,000円55.945%

所得税率・控除額は国税庁 No.2260(令和8年4月1日現在)より。※は当サイトの計算で、「所得税率×1.021(復興特別所得税2.1%)+住民税の所得割10%」。その区分に入る部分の所得にかかる割合の目安です。

会社員の場合、本業の課税所得がすでに330万円を超えていれば、海外FXの利益は最初から約30%以上の区分にかかります。本業の所得が低い人や、ほかに所得がない人ほど、税率の差は小さくなります。

税率以外で見落としやすい差

損失の繰越ができない

国内FXでは、ある年の損失を翌年以後3年間の利益と相殺できます。海外FXにはこの仕組みがないため、「去年100万円負けて、今年100万円勝った」場合でも、今年の100万円にそのまま税金がかかります。

国内FXと海外FXの損益は相殺できない

国内FXは申告分離課税、海外FXは総合課税で、区分が別です。国内FXの損失で海外FXの利益を減らすことはできません。

どちらが得かは「税金だけ」では決まらない

税金の面では、所得が多い人ほど海外FXが不利になります。一方で、取引条件は業者ごとに異なります。海外FX業者の多くは金融庁の登録がなく、日本の投資者保護の対象外である点も含めて判断してください。

よくある質問

年収500万円の会社員だと、海外FXの税率は何%ですか?

年収そのものではなく、給与所得控除や各種控除を引いた後の課税所得で決まります。控除の額は人によって違うため、源泉徴収票から課税所得を出してシミュレーターで確認するのが確実です。

国内FXと海外FXを両方やっている場合は?

それぞれ別の区分で計算し、確定申告書にも別々に記入します。損益の相殺はできません。

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出典

この記事について 運営者は税理士ではありません。国税庁などの公開情報をもとに一般的な仕組みを整理したもので、個別の税額や申告方法を保証するものではありません。ご自身のケースは税務署または税理士にご確認ください。情報の確認日:2026-09-29。

海外FXのリスク 海外FX業者の多くは日本の金融庁に登録されておらず、日本の投資者保護の制度の対象外です。出金の遅れや拒否などのトラブルが起きる可能性があります。レバレッジ取引は元本を上回る損失が出ることもあります。取引はご自身の判断と責任で行ってください。